「今日の一言」
2006/06/18
CDを聴くことについて(3)

良く効く薬でも、使い方を誤ると劇薬になることがありますね。 CDは、どのように聴いても命に別状はないのですけれど、思ってもみなかった方向に進むこともあるのですよ。
それは、偶に会う他の教室のお子さんで、CDの聴き方が悪い為に自分でテンポがとれない、拍子のない子がいるのです。 CDを聴かなければよかったのではなく、聴き方がまちがっていたのでしょうね。 あ、ここのクラスにはいないから大丈夫! ここは、ちょっと聴き方が足りないくらいです。
聴かせ方は、お子さんによって違います。 ある程度きちんと弾ける子供、よく弾くのだけれど、どうも音楽的でない、というお子さんは、どうぞ、どんどん聴いて下さい。 問題は、聴くと、どんどん早く弾いてしまうお子さんです。
「おけいこはゆっくり弾く」これが鉄則です。 ゆっくり歩く道草なら、いろいろな風景に出会える。 でも、走っていたのでは、まわりに何があるか見る余裕がないのです。 何となく、パーっと弾くのは自己満足。 練習はていねいにやらなくては練習とはいえないのです。
そうは言っても、おけいこをさせるだけで手一杯というご家庭もあることでしょう。 ですから、ご自分なりに、他と比べずということでしょうか。
もし「CDを聴くと、どうしても早く弾いてしまう」方は、今、おけいこしている曲はCDをかけずに、以前弾いた曲、あるいは、別の曲を、ある程度覚えるくらい何回も聴かせることをお勧めします。 以前の曲、忘れていることも多いでしょうね。 何か1曲決めて、CDと一緒に弾けるまでにするのも、とてもいいことです。 そして、そういうおけいこの時は、細かいことは言わなくていいのですよ。 大人の一言より、CDから受けとる力を、子供は持っている筈ですから。
たとえば、3巻をおけいこしているお子さん。 1巻の曲が立派に弾けるでしょうか。 それがきちんと出来ていたら、その子には実力がつき、難しい曲になっても乗り越えることが出来る筈です。 でも1巻は何も弾けなくなった・・ 難しくなると、もっともっと大変になります。
ちょっと話題が逸れてしまいました。 そして、いろいろご心配しないで下さい。 良いおけいこをするように、徐々にもっていけばいいのですから。 これを書きながら私もちょっと反省しました。 前の曲のレッスンも、たまにはした方がいいですね。 説明不足のところもあるかもしれません。 また気がついたことを書きますね。
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