「今日の一言」
2008/05/14
どうしてヴァイオリンをさせたいの?

最近、小泉首相が本を出したとか、、それも音楽の本だそうで「首相はカラオケが出来ないといけない」のだそうな、、 ま、それは兎も角、世界の著名な方々は音楽を趣味としている人が多い、、
趣味、、というと、ちょっと楽しめればいいのかな、、と思われがちですが、そうではなくて、音楽に対しても真剣に取り組んで、ただ職業としての音楽家にならなかっただけの話。 また、音楽家の中にも、何のお話をしても楽しく話題豊富で、あらゆる方面のことについて博学でいらっしゃる方がいる。 演奏には、演奏家の全てのことが表れますから、その意味からも、「私はヴァイオリ二ストになりたいから、お勉強はホドホドに、、」というのは、ちょっと的外れですよね。
さて、レッスン希望の方で一番困るのが「ちょっと弾ければいいので、、」と仰る方。 言葉のあやで、そう言われる方もおられるのかもしれないけれど、ちょっと弾ければよい、、というのは、あまり練習しません、、ちょっと弾けるようになったら止めます、、果ては、月謝も安くして下さい、、 笑) すぐ止めることがわかっているお子さんに、こちらも一生懸命になると思います? 音楽の深さ、先生の心理、わかっていないですよね、、 私も時として意地悪になるので、そんな方には、「ここは月謝が高いですよ!」と言うことにしています。
ヴァイオリンをおけいこさせるに当たって、皆様いろいろな期待をヴァイオリンのおけいこに託されていると思います。
♪何でも「やれば出来る」という達成感を経験して色々なことに役立てたい。
♪合奏することで人の気持ちを感じたり仲間との協調性を身につけさせたい。
♪暗譜を繰り返すことで記憶力をよくしたり能力をつけさせたい。
♪楽器が演奏できたら一生心の慰めになりそう。
♪楽器が出来るって何だかカッコいい!
これらのこと、全部その通り! ひとつのことを長くやることで、色々な能力が身につきます。 でも、音楽を勉強する一番のメリットは、感覚を高いところにもっていけることではないかな。 それには自分の音に耳を傾けること、作曲家の声を音楽を通して聞くこと。 小さなお子さまには目の前のこととして感じられないかもしれませんが、勉強することで、実に多くのことを感じられるようになります。 言葉のように目に見えるものではなくて、数学のように決まった答が得られるものではないけれど、スポーツ精神ともちょっと違った高い世界を、音楽は示してくれるような気が致します。
こんな素晴らしいことをやっているのですよ! 今、○○ちゃんより遅れても、サッサと上手く弾けなくても、そんなこと、どうでもよくなりませんか? 少しづつ自分のペースでおけいこする。 先は長いけれど、向こうで待っていてくれるものは光に満ちていて、それは希望に繋がっています。
子供が、なかなかおけいこしなくても、それは自分の思うようにおけいこしてくれないだけです。 現状を受け入れて、少しづつわからせるようにする、、 そう考えたら、失望にはならないでしょ。 「急がず休まず諦めず」ですよ。
自分のことで恐縮ですが、我が家も、実は、初めの私の希望通りにはならなかったです。 色々反省はあるけれど、、 「それなり」という言葉が良いか悪いかわかりませんが、よい意味で、「それなり」に音楽を身近に置く子になりました。 「それなり」に、音楽を楽しみ、その精神もわかったのではないかな。 現実的には、長男は、音楽好きの教授に可愛がられたり、海外でも音楽で話が弾んだり、、 二男に至っては、私とは好みの音楽が全然違う、、 それでも偶に仲間と合わせたりライブまで開いています。 これで、よし! としなくちゃね! 笑)
カテゴリー: おたより
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