「今日の一言」
2010/03/03
ご家族で
以前にもお話したかもしれませんが、、
4~5年前のこと、小さな頃からレッスンに通っていたH君の結婚式に招待されました。 お父様が自動車関係の会社に勤められていて、デトロイト等に転勤があったりして、それでも高校生になったH君は、また教室を訪ねてくれて、大学2~3年までレッスンに来ていたような気がします。
結婚式最後のお父様のご挨拶、、冒頭「何度か転勤がありました。私達夫婦が一番初めにしたことは、ヴァイオリンの先生探しでした・・・」
熱心なご両親で、H君が4年生になる時、デトロイトへの転勤前にDさん宅に会したお母様は泣いておられる程でした。 男の子で、演奏家にさせたい等と思っている訳ではなかったでしょうに「才能教育での子育て」が御一家の中心だったのですね。
その後、H君は全盛期のW大学交響楽団のコンサートマスターとなり、卒業後も地域のオケのコンサートマスターを勤め、自ら希望してドイツの企業で働きながらもオケを続けているのだそうです。
才能教育でヴァイオリンをおけいこすることは、ただヴァイオリンが弾けるようになる、、とか、音楽と親しむ、、 だけではなくて、毎日のおけいこの中から集中力を養ったり、音楽の中から高い精神を受け取ったり、計り知れない得るものが沢山あると思います。 それは「勉強して成績を上げること」より、もっと能力を高めるのに必要なのではないかと、、 私など、ヴァイオリンのおけいこをしていれば息子の成績は上がるものと信じておりましたが、、 笑)
何を言いたいかというと、お父様に協力者になってほしいということ。 御一家で、お子様のおけいこに拘わってほしいということです。 これは何も、お父様に練習を見て頂きたいということではなくて、お母様が一生懸命していることを理解して欲しい、、 理解して下さるように、お母様も呼びかけて欲しい、、ということ。
長いおけいこ期間の内には、御子様が練習を嫌がることも多々あると思いますし、勉強その他で「ヴァイオリンが続けられるか」悩まれる時期もあると思います。 そんな時、ヴァイオリンを単なるお稽古事と思っていると、「そんなもの止めてしまえば!?」ということになり兼ねません。 でもこれが子供の成長に大事なものであるという認識をご夫婦が持っていて下さると、たとえレッスンを休みことがあっても、いつかきっと戻ってくる、、「おけいこは当たり前」という意識になります。
「おけいこは当たり前」「家族が応援してくれる」と思うと、それは子供にとっても、お母様にとっても心の平和に繋がるのではないかと、、 日々イライラしたり、いろいろ葛藤はおありかもしれませんが、ちょっと我慢するところは我慢して、たまには初心に還ることも必要なのではないかと、、 大変な時は過ぎてしまえば、あっという間です。 私くらいの歳になると、もう取り返しがつきません。
カテゴリー: おたより
「今日の一言」一覧へ戻る
> ご家族で
イベント予定




