「今日の一言」
2007/10/05
親や先生にできないこと

木金クラスには、1年生の女の子が5名います。 その子供達の頑張ること! 私は、どなたにも、昔も今も、同じように一生懸命やっているのですが、、 同じ歳の子とか、一緒に始めた子供同士には、どうも、見えない連帯感というか、ライバル意識が働いているように思うのです。
ただ、お子様には、早くから能力の発揮できる子、じっくりゆっくりの子、色々な子がいて、そのどちらが良いとも言えないのですが、このような集団を一緒に育てていくと、曲の進みばかりに目がいってしまう、、じっくり自分を見つめることが欠けてしまうような、、難しさもあります。
一年生のUちゃん、、 昨日のレッスンで、「ポジションを全部書いて下さい。 レッスンは、どうして3回しかないの?」やる気のある発言です。 でも、このままUちゃんの言う通りに数字を書き込んでいたのでは読譜が出来るようにならない、、もっとじっくり弾かせたい、、 それで、一応やる気のあることを褒めてから、でも読譜は大切だから弾くことだけを急がないでね、、と話して、昨日のレッスンは終わったのですが、、そういえば、、思い出しました。
昔、私が教え始めた頃の小田急の教室。 以前、雑誌にも載った、佐藤康光君がいた頃の教室です。 新しい入会希望者が見えると、教室について説明するのは、その場におられる御父兄の方。 新しい曲は、レッスン時間だけでは、どうしてもわからない、、指番号、ポジション、注意点など、先輩のお母様やお子さんに聞く。 そんなことをやっていました。 もう先に進んだお子さんも、後輩に聞かれると復習になりますし、お母様方も親近感を持つようになる、、 先生は楽をしている? 笑) そうだったかもしれませんね、、 でも、その気持ちが楽になった分、お子さまの心の動きとか、効果的な上達法とか、、 色々なことが考えられましたね。
もう随分前になりますが、合奏の参加者が少なくなり、場所も取れない、、状態の時がありました。 そんな時、役員になって下さったNさん。 一生懸命、周りの方に参加を呼びかけて、会場を取ることにも力を注いで下さり、今のような体制になりました。 ご自分のお子さまは、もう大きくなっていたのですが、今まで、先輩に育ててもらったお礼を、今度は自分が小さいお子さまのためにする番だと、、
先程の、やる気のある1年生のUちゃん。 合奏で弾いている曲を早く弾きたい、、と「ポジションを書いて!」になったのです。 みんなで弾くから音もよくなる、、合奏からは、大きな効果が期待できるんですよ。 でも、それも、みんなの力で成り立っています。 役員さんも「役割だから、、」だけではなく「子供達の為になることだから、、」という愛情のこもった気持ちで、会場とりをして下さっています。 そういうことを皆さんが知って、わが子の為に、は勿論ですが、他のお子さまの為に、、をも、考えられるようになると、、子供達も、そういう大人になってほしいですね!
先生が考えなければならないこと、ご父母の参加、、そこから生まれてくる見えない力、、 自分の力だけではどうにもならないことも多いですが、人間が出来上がる基礎の時期に、愛情溢れた環境の中にいる、、 子供達は幸せです。
カテゴリー: おたより
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