「今日の一言」
2007/06/20
見きわめ

今、教室には、卒業録音を目指して頑張っている生徒さんが何人かいます。 どこまで演奏レベルを上げることが出来るか、、 なかなか難しい問題です。
ひとつの曲を長くおけいこ出来るお子様は、大きくなっても、色々探求したり上を目指す事の出来る子供です。 ですから、そうなってほしいと、、音を立派に、、演奏も立派に、、 少しづつ努力が出来たら素晴らしいですね! 卒業制度は、この「もっと立派にする心」を育てる制度のような気がします。
しかしながら、小さな子供、特に、ゴセックのガヴォットをおけいこしている子供は、年齢も低く、なかなか精神的な成長はまだまだ、その上、この曲は難しいのです。 それまでの曲を全てパーフェクトにしていればできない事はないのでしょうが、おけいこは、子供の意欲や集中力を吟味しながら長い目で見るようにやっているので、、やはりガヴォットは難しい、、
子供によっては、長くすればするほど下手になってしまう、、という症状も表れます。 目的は「立派にする心を育てる」とは言っても、やはり、一番良い演奏を残したいですものね、、 どのあたりで切り上げるか、、 これは「諦め」ではなくて「これが、今のこの子には最上の選択」と思うことですが。
今まで見てきて、どうも、お母様が「まだこの曲やっているの?」という意識になると、子供の方も飽きてしまうようです。 弾けるようになるまでは、その状態が子供にも見えるので簡単なのですが、一応弾けた後、もっと立派に、、というのは、とても大変で、お母様もご一緒に「立派にしよう」と緩急つけながら、気持ちには気合を入れないと、へこたれてしまいます。
このような経験が出来ることは、子供の成長に良い結果を与える訳ですが、先は長いですから、、 大きな流れの、今は一部分でしか過ぎません。 今、出来ないことが、後で出来るようになることもしばしばです。 ある程度のところで手を打たないと、、 笑)
卒業制度は、鈴木慎一先生が考えられた、意欲作りの制度です。 出来上がりの演奏も大切ですが、それより、お子様の心を大切に、よい経験の場になればいいなと思っています。
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