「今日の一言」
2010/12/12
素敵なお母様方
よく見かけることですが、電車の中で子供が騒いだ時、「○○さんに叱られるわよ!」と、その場限りの叱り方をしています。 本当は、誰かに叱られるから黙らせようというのではなく、人に迷惑を掛けることを叱らなくてはいけませんよね。 このようなケースは論外としても、子供に注意をする時の言葉は、なかなか難しくて、ある程度、考えておかないと、とっさに何と言ったらよいのか戸惑う方が多いのではないかと思います。
Mさんは、レッスンの前、お嬢さんがヴァイオリンを出すのをのんびりしていると、「先生が待っておられるでしょ。先生をお待たせしてはいけないよ。」と、よく仰っておいででした。 Nちゃんが私に話しかけて来た時も、その言葉が友達に対するような言葉遣いだった時、「先生はお友達ではないんだよ。」と。
「早くしなさい!」「そういう言い方ではダメ!」等、どなたもよく仰る言葉ですが、そのように仰ると、子供は「どうして?」と言いそうです。 初めに、その訳を言ってしまう、、 Mさんは意識しておられる訳ではないのでしょうが、様々な場面で、このように教えられているお母様の言葉のセンスの良さを、いつも感心して眺めています。
又、お子様の態度は、ある程度予想される訳ですから、いつもそんなお話をされることも大切ではないかと思います。 その場でドギマギして、ともすると、お子様に「教える」ではなくて「文句を言う」お母様が多い、、 何年も、その中で育つ訳ですから、おのずと差が出来てしまいますよね、、
もうひとつ、、 いつも元気なS君です。 教室に入って私の前に来て、突然右手を丸くしてキツネを作り、「丸いでしょ!」と、、 ^^ S君のお宅では、きっとヴァイオリンのこと、「右手を丸くしてね!」と言った私の言葉などが、話題になるのだろうな、、 ひょっとしたら、その話題でモチキリなのかも、、と思いました。 我が子の時など、(なぜここまでやるか)という程、一日中ヴァイオリン一辺倒な生活だったことを思い出しました。
子供の成長は早いです。 そして、その時々に必要なことも変わってきます。 高学年になれば、お勉強も大変でしょうし、中学生になれば部活もあります。 いつもお母様と一緒の時期に、親子で頑張れるものを一生懸命やる、、 それが、いずれ独り立ちした時にも、その頑張りが色々な形で表れます。 昔、鈴木先生は「子供にあれこれお稽古事を沢山やらせるな」と仰っていました。 今でも厳しい先生は「ヴァイオリンだけにしなさい!」と仰います。 ひとつのことで高いところまでもっていく、、 それが何をやるにも力になる、、
私自身の考えとして「人間としての調和も大切」と思っているので、色々されることに反対はしません。 又、ひとつのことを頑張らせたいばかりに、子供の気持ちそっちのけでガンガンやるのもどうかと思うのですが、「今、大切なもの」「今しか出来ないもの」 への意識を、もう少し持って頂けたらなぁ、、 と思う親御さんが一部おられるのも事実で、なかなか難しいものがあります。
このような仕事をしていると、子供の為に頑張っておられるご両親、育て方のセンスの良いお母様、様々な愛情溢れる親御さんと出会うことが出来て、ホント幸せな気持ちになります。 スズキで育つ子供達、幸せですね、、
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