「今日の一言」

2010/10/21

能力(?)の考え方

私には変な癖があって、出かける時、鍵が閉まっているか、ガスの栓は閉めてあるか、何度か見ないと気がすまないのです。 ただでも忙しい出発時、これは困ったことでした。 元々、何事にも慎重で、原稿や注文等も見直す癖があったのですが、、 (ま、性格なんだから仕方ないか、、)と思っていた矢先、息子にも同じような傾向が、、  あ、これは大変!!と、気をつけるようにしています。(こんなことも子供は親に似るのです。 恐ろしいですね、、 笑)

癖を直す努力、これは「何度も見ることを止める」行動を繰り返すことなのですが、何事も、鈴木先生は「やった数だけ能力が育つ」と、いつも仰っていました。 学習とかヴァイオリンだけではなく、全ての行動が能力な訳です。

たとえば、兄弟喧嘩で自分が悪くないのに自分だけ叱られた場合、相手のことを嫌だな、、と思ったとします。 すると、その「嫌だな」という気持ちの能力が蓄積されます。 小さな子に優しくしたり生き物を可愛がったりすると、その「優しい心」の能力が育っていく。 ですから、「嫌な心」は出来るだけ育てない方が宜しいという訳ですね。 日々の生活で「プラス」の部分と「マイナス」の部分が、どれ程のバランスになっているか、考えてみると面白いです。(そんな暇ありません、、と言われそうですが、、)

それを練習に当てはめてみましょう。 練習は楽しくてやっているお子様はあまりいないと思いますし「嫌な練習方法」をしてほしい、、と言うこともあります。 でも、それが練習方法の場合、「これができたら上手になるんだよ」と、そのような練習をするようになった子供は薄々感じていると思いますので、それは「嫌だけれど未来がある」、、 ただの「嫌な心」とは違うと思うのです。

子供に話す時、ただ「丁寧にやりなさい」だけでは言葉が足りないかもしれませんね。 「丁寧にやったら音程もリズムもよくなるんだよ」と、一言付け加えると、子供の意識が少し変わると思うのです。 そして、その「丁寧な練習」を繰り返すことが「練習能力」を高めること。 嫌々ながら練習する回数が多いほど「嫌々能力」が高まるということです。

もし、あまり練習しないでスラスラ弾けてしまう子供がいたとしたら、それは羨ましいけれど、「努力する能力」は育たない。 なかなかできないことを「頑張ろう」と努力した数だけ、その子供には「努力の能力」が育つ。 全て、そういう具合だと思います。 今、うまくいかない生徒さんがいたとしたら、それは、今は大変だけれど、「頑張る能力」を育てていることになりますよね、、 おけいこだけではなく、生活全てに言えることなのでしょう。

「夕ご飯、作らなくちゃ、、」と、嫌な気持ちでいるよりも、「今日は何を作って喜ばせようか、、」と思ったら、少し気持ちが楽しくなりますでしょ。 その積み重ねが「明るい気持ち」の能力に繋がると思うのですよ。 自分自身、日々反省しながら、出来る事なら楽しく過ごしたいと思っています。 気負わないことが大事ですね。 

「親の笑顔は子の笑顔」ですから。

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