「今日の一言」
2010/06/23
導きて牽かず

先日の指導者研究会で5歳のRちゃんがバッハのAモールを弾きました。小さなお子さんが高度な曲を弾いたことについての良し悪しを言いたいのではなくて、その時一緒にいらしたお母様のお話を、ちょっと御紹介したいと思いました。
まず、Rちゃんがお腹の中にいる時、5歳のお兄さんがヴァイオリンを始めたのだそうです。ヴァイオリンについて何もわからないご両親は、鈴木先生の本を読みスズキメソードについて勉強し、夏期学校等の行事、国際大会にもいらしたそうです。お兄さんの始めた年齢が少し遅いということで、毎日のおけいこは必死でさせたとか、、 昨年、5年生のお兄さんは10巻を終えたのだそうです。
さて3歳になって、Rちゃんはおけいこを始めようと思いましたが、丁度楽器の用意が出来なくて、8ヶ月間、楽器無しでレッスンをしたのだそうです。「やりたい気持ち」がどんどん育っていったのでしょうね、、 キラキラ星は4~5ヶ月かかったのだそうですが、その後、1年で5巻まで弾いてしまったそうで、、 先生も「こんな子は初めて」と言っておられました。
こんなお子さんのお母様は、さぞかし音楽に精通された方? と思いきや、何もわからない元スチュワーデスさんだそうです。 親が先回りすることは一切なく、「1週間にひとつだけ」の先生の注意を守っていらしたそうです。 そのかわり、その「ひとつ」は必ずクリアーするように努力されたとか、、 あれもこれも、、気になるのはわかりますが、おけいこのポイントは「ひとつを完全に」の積み重ねなのでしょうね、、
これは先生のお話ですが、このお母様は、先生に対しても周りの方に対しても「人の気持ちを読む」ことが、とても上手、、ということでした。 御子様の気持ちも上手に読んで、無理強いをしない日々のおけいこの繰り返し、、 とても穏やかな方でした。
親子でのおけいこを楽しむようになれないと、なかなか上手なおけいこは出来ないのでしょう。 こんなに早く進んでどうするの? 音楽の内容は? 色々なご意見はあるのでしょうが、子供が楽しくおけいこしている、、 何とか見習いたいものです。 「親の笑顔は子の笑顔♪」ですね。
カテゴリー: おたより
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