「今日の一言」
2007/10/27
臨機応変に

昨日のレッスンでのこと、先週の宿題はよくできたので、さて次に進んで、新しい箇所を一緒におけいこしました。 楽譜を見ながら、歌いながら、少しだけ指番号を記しながら、、
3~4段、、ちょっと疲れたようなNちゃんの顔が見えたので、レッスンは、そこでおしまい。 お母さま「家でやると、こう上手くはいきません。 喧嘩になってしまって、、」
その様子は、手に取るようにわかります。 もう30年も色々な親子を見てきて、それに私も子供に必死な時期がありましたから、、笑)
お母さまの言葉の中にあった「子供は、指番号を書いて!と言うのですが、なるべく書かないようにしています」 あっ、、 気づきました。 私が、いつか、そんなことを申し上げたのかもしれません。 まじめなお母さまは、私の言葉を覚えていらしたのでしょう。
「指番号を書いて!」 闇雲に番号を書いて子供に渡すのは良くないと思いますが、一緒におけいこしながら、あるいは少しづつ書くのは、いっこうかまわないと思います。 言葉で言うより楽譜に書いてあった方が争いが少ないかもしれません、、笑) 子供も、わかるようになりたいけれどわからない、、というので焦っているのかもしれないですしね。
本当は、段階を追って、初めは、時間はかかるかもしれないけれど、一緒におけいこしながら書き込む。 次には、並んでいる音には指をつけない。 1~2年経ったら、子供に書かせる。 最後に、わからないところや、よく間違えるところだけ書き込む。 そうなるまでに4~5年かかると思います。 徐々に、、
先程の、私が、あっと気がついたのは、特にまじめな方に多いと思うのですが、先生の言葉に縛られてしまう、、たとえば、この「指を書かない」ということ。 それはそうなのですが、その場に応じて、お子さまと上手に出来るように、子供の意欲を大事に考えるように、そちらを優先していただきたいと思います。
この指番号も、先の先まで書くのではなく、子供のおけいこ出来る範囲で、、 お母さまのご都合のよっては、早く書いておきたい、、ということもあるでしょうが、先にたくさんありすぎると、子供が指だけを追う、、ということにもなりかねません。 そうでないお子さまもいらっしゃいますけれど、、
ちょっと前、「ポジションを書いて下さい!」と私に言っていたUちゃん。 意地悪をした訳ではないけれど、私は全部書きませんでした。 そしたら、自分で書き込んできた、、 けっこう合っているのです。 ですから、何がどういう結果につながるかわからない、、 全て子供の要求通りにするのではなく、また固定観念に縛られることもなく、、 子育ては勘と頭を使います。 でも、だから面白い、、 ご健闘を、、笑)
この日、一番はじめにみえる3歳の坊や、お母さまがヴァイオリンを弾いている時、飽きたのか自己主張をしたかったのか、ちょっと、おけいこの邪魔をしにかかりました。 私が「今度から絵本でも持ってきたら、、」と言うと、レッスンを待って絵本を読んでいたNちゃん、すかさず、坊やのところに来て、その絵本を読み聞かせ始めました。 その時、ページが破れてしまうハプニングもあったのですが、それを怒りもせず、、
あの人前にでることを嫌がって泣いていたNちゃんが、、 成長したものです。 すっかりお姉さん。 それと共に、それを促したお母さまの態度にも尊敬の念を抱きました。 ちょっとしたこと、、 気がついたら行動する、、 小さい時に身についたものは一生忘れません。 ヴァイオリンにしても、思いやりにしても、、 上の写真は、そのNちゃんからのプレゼント。
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