2016/05/22

2016年 勉強会（終）

「Kさんのご子息、レッスン前にバイオリンの教本を楽しそうに見てましたね。勉強会っていいですよね、小さくてもしっかり影響を与えてる、というか、小さい子どもにこそ影響力が大きいですね。Yたちも幸せな時間を過ごさせてもらったなぁと帰りに思いながら、帰宅しました。」（あるお母様から頂いたメールの一部です）

M君の普段のレッスンは、音楽は好きなのだけれど落ち着きが無く、いつもふざけてしまっていました。勉強会の日も、M君のお母様は、息子が4時間もじっとしているとは思えない、、自分で面倒を見ます・・と仰ったそうですが、今まで皆で乗り越えてきたことが出来ない筈はない・・と、生徒席に座ってもらいました。内心ちょっとヒヤヒヤものだった5歳の男の子達が（係のお母さんの努力の賜ではありますが）最後まで聴いていられたこと、素晴らしいことでした。

子供は親が思っている以上の色々な能力があるものです。普段は何となく甘えてしまっているだけ、、　教室にやって来てレッスンを始め自分の世界しか知らなかった子達が、勉強会で真剣に弾いている上級生の姿に、自分のやっていることは凄いことなんだ、、と、おぼろげながらもわかったのではないでしょうか、、　お母様方のご協力があってこそ、ちょっと大変なスズキの教室かもしれませんが、自分の番だけ弾いたら帰っても良い楽器店の教室などとは比べ物にならないくらい、親子の成長が得られると思います。

「ヴァイオリン弾いてみたい」→「あの曲が弾きたい」→「上手く出来ないのでかんしゃくを起こす」（そのかんしゃくがお母さんに向いたりしますが、、）　そんなお子さんも多いです。上手になる為には努力が要る、それは積み重ねで得られる、、そんなことを体験として徐々に成長してきた子もいます。努力の大切さは言葉で教えられるものではなく体験から学習しないといけません。ひとりひとりのお子様、それぞれに成長の見える勉強会だったことを、本当に嬉しく、皆様に感謝致します。

カテゴリー: 勉強会
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